小滝屋

いわき市の温泉街を歩こう!~平安時代から続く「いわき湯本温泉」

いわき市在住のライター&デザイナーの森本真伊子がおすすめするいわき市観光スポット、第六弾は「いわき湯本温泉」です!

いわき市にはかつて常磐湯本温泉と呼ばれていた「いわき湯本温泉」があります。いわき湯本温泉の歴史は深く、平安時代までさかのぼります。多種多様の効能がある温泉は、平安時代から親しまれ続けています。

 

■伝説が言い伝えられる温泉

いわき湯本温泉には「鶴の伝説」という伝説が残されています。

二人の旅人が、佐波古の里(現・湯本町)を訪れると傷ついた鶴が降りてきて、湯気が立ち上る泉につかっていました。

かわいそうに思った旅人が鶴の傷口を洗ってあげると鶴は元気になり飛び立っていきました。数日後、巻物を持った高貴な美女が旅人を訪ねてきました。

その巻物には「この佐波古の御湯を二人で開いて天寿を全うし、子孫の繁栄をはかるべし」と記してありました。旅人の二人は巻物にあった通りに湯本温泉を開いたという話です。

 

■美肌の湯

いわき湯本温泉の泉質は全国的に珍しく、硫黄とナトリウム、塩化物・硫酸塩が含まれています。その効能は様々で、保温効果や美肌作用から「美人の湯」として知られています。

解毒作用もあり、「鶴の伝説」で傷を負った鶴にもこの温泉が効いたのかもしれません。

 

■気軽に立ち寄れる日帰り温泉

いわき湯本温泉はいわき市に観光に寄った際、気軽に温泉を楽しめる日帰り温泉を扱っている旅館が多くあります。

源泉かけ流し100%の天然温泉で私服のひと時を過ごすことができます。

 

・「元禄彩雅宿古滝屋」では、湯船が広い大黒の湯・半露天風呂の福の湯・鶴の伝説を感じられる千年の湯を贅沢に楽しめます。

 

 

・「吹の湯旅館」では、ゆつぼ・湯吹という名の男女それぞれの露天風呂は山に囲まれたロケーションで四季折々の色合いを楽しめます。

・「白鳥山温泉喜楽苑」では名物の快朗洞窟露天風呂でのんびりと温泉を堪能できます。

他にも日帰り温泉を楽しめる旅館があります。また、温泉を引いた銭湯「さはこの湯」や「みゆきの湯」もあり、地元の人々もよく利用しています。

 

■温泉街でお土産を

いわき市湯本町で温泉を楽しんだら、帰りがけに地元のお土産に目を向けてみませんか?

 

・「まぼろしのまんじゅう」は季節によってくるみあんや栗あんなどに中身が気まぐれに変わるため、「まぼろし」と名付けられたまんじゅうです。どんなまぼろしあんに出会えるのかが楽しみなまんじゅうです。

・「みそまんじゅう」は味噌が練り込まれた皮と白あんが絶妙に合い、後を引く懐かしい美味しさです。

・「花羽二重」は中国の光絹のように、絹羽二重の肌触りを表現した上品な見た目で甘さ控えめな和菓子です。

 

美味しいお土産と土産話で、より良い温泉の思い出になります。

 

平安時代からの歴史ある「いわき湯本温泉」をご紹介してきましたが、いかがでしたか?いわき市の伝説のある温泉で身体の疲れを癒し、美肌になりましょう!