美術館

「いわき市立美術館」は芸術をゆっくりと鑑賞できる最高のスポット!

いわき市在住のライター&デザイナーの森本真伊子がおすすめするいわき市観光スポット、第八弾は「いわき市立美術館」です!

いわき市立美術館は街中にあるとは思えない広さの美術館です。静かに佇む広々とした館内で、芸術をゆっくりと鑑賞できる最高のスポットです。

 

■いわき市立美術館のコレクション

いわき市立美術館の保有するコレクションは、現代美術と地域ゆかりの美術に目を向けたものになっています。

常設展では2,100点を越えるコレクションを展示入れ替えをしながら紹介しています。下記の芸術家の作品などを観ることができます。

現代美術として、1960年代以降の美術界に最も大きな影響を与えた作家の1人である高松次郎の作品「消されていく正方形」、「遠近法」。反芸術世代の1人として注目を集め、ヒューマニズムや社会的タブーに挑戦した作品で高い評価を集めた工藤哲己の作品「遺伝染色体の中の散歩」。

また、現代美術を常に開拓している芸術家・草間彌生の立体作品などがコレクションされています。

地域ゆかりの美術として、いわき市出身でスペイン在住の阿部幸洋の作品もコレクションされています。スペインの地方の村をモチーフとし、スペインの強い日差しと乾いた風土を感じさせる風合いの油彩画が彼の作品「トレド」などの特徴です。

外国人芸術家ですとフランス生まれで戦後美術に大きな影響を与えた、イヴ・クラインのがコレクションされています。自然の原理をとらえようとするクラインの思想を反映した「火の絵画」は、いわき市立美術館で最も重要なコレクションの一つと言われています。他にも様々な芸術家の作品があります。

 

■いわき市立美術館の企画展

いわき市立美術館では4月から12月にかけて、様々な芸術作品を紹介する企画展を行っています。過去には「誕生50周年記念ぐりとぐら展」や「岩合光昭写真展・ねこ」の企画展が行われ、多くの来館者が訪れました。

1月から3月までは市内の「小・中学生版画展」や「市民美術展覧会」が開催されます。この市民参加型は、多くの方により芸術に興味を持ってもらえる大切な企画展です。未来の芸術家が生まれる企画展と言っても過言ではないでしょう。

また「小・中学生版画展」は、親子で来館し会話もはずんでいる様子をうかがえます。子どもたちの感性豊かな作品は観ていて心が和みます。

今後予定されている企画展は「明治有田 超絶の美 万国博覧会の時代」や「招き猫亭コレクション 猫まみれ展」の他に、いわき市出身の若手芸術家の企画展「ニューアートシーン・イン・いわき 久保木桂子 境界のあいだに」などがあります。どの企画展も注目したいものばかりです。

 

 

■いわき市立美術館で楽しむ:ワークショップ

いわき市立美術館ではワークショップが不定期で開催されます。企画展に関連したワークショップが行われる時は、企画展に出品されている芸術家の方直々に芸術を学ぶことができ、貴重な体験になります。

参加費がかからないワークショップが多いので気軽に参加できるのがうれしいところです。

芸術はすぐ身近にあります。いわき市周辺にお住いの方はもちろん、ここでしか観ることができない芸術作品に出会いたい方におすすめですよ。ぜひ足を運んでみてください。