阿弥陀

福島県唯一の国宝「白水阿弥陀堂」~四季折々の表情を楽しむ

いわき市在住のライター&デザイナーの森本真伊子がおすすめするいわき市観光スポット、第三弾は国宝「白水阿弥陀堂」です!

「国宝白水阿弥陀堂」とは、平安時代後期、岩城則道の死後に妻・徳姫によって夫を弔うために建設された寺です。

徳姫は奥州藤原家・藤原清衡の娘であったことから、その造りは平泉にある寺院の構造に影響を受けています。

白水阿弥陀堂の「白水」という地名は、平泉の「泉」を「白」と「水」に分けたものと言われています。境内には阿弥陀如来像を中心に五体の仏像が安置されています。

 

■四季折々を感じられる白水阿弥陀堂

白水阿弥陀堂は三方を山で囲まれた立地になっています。その豊かな山々と白水阿弥陀堂の敷地内には、四季折々の草花が息づいています。

春は桜が美しく、徐々に新緑へと移り変わっていくその様子は毎日見て、変化を楽しむことができます。

初夏には白水阿弥陀堂の浄土庭園で大きな古代蓮が花開きます、大きな葉と鮮やかな花のコントラストはとても美しいです。

秋は紅葉の季節となり、白水阿弥陀堂の周りは朱に染まります。浄土庭園では見事なモミジのアーチができ、モミジの葉が秋のそよ風に吹かれてサラサラと音を立てます。

冬は常緑樹に囲まれてひっそりと佇む姿を見ることができ、滅多に雪が降らないいわき市に雪が降った日は、最高のロケーションとなります。

白水阿弥陀堂は、春夏秋冬で違った顔を見せてくれるのです。

 

■白水阿弥陀堂と生き物たち

白水阿弥陀堂の浄土庭園では、のんびりと暮らす生き物たちがいます。池を泳ぐたくさんの鯉たち。天気が良い日には甲羅干しをしている亀たち。拝観しにやってきた人々と並んであるくガチョウたち。どの生き物も愛らしいです。

 

■期間限定のライトアップで幻想的に!

白水阿弥陀堂では期間限定でライトアップが行われます。その年によって期間は変わりますが、最近は新緑の季節と紅葉の季節に行われています。

 

 

新緑の季節のライトアップは、青々しい葉がライトに照らされ黄色みがかり、不思議な雰囲気になります。

 

 

紅葉の季節のライトアップは、ライトに照らされた葉はさらに燃えるような赤になりとても美しいです。

浄土庭園の池には蓮の形をしたライトが浮かべられ、夜の池に鏡のように紅葉が映ります。その様子はなんとも幻想的です。

 

■徳姫をモチーフにしたゆるキャラも!

白水阿弥陀堂を建てた徳姫をモチーフにしたゆるキャラ「徳ひめちゃま」が、白水阿弥陀堂へ観光を促すために活躍中です。

平安時代から時を越えて、LINEスタンプにもなっています。白水阿弥陀堂周辺で使えるご当地中のご当地なスタンプもあるようです。ぜひ検索してみてください。パッチリお目々の可愛らしいお姫様です。

 

歴史を学ぶこと、建造物を学ぶこと、自然の美しさを学ぶことができる「国宝白水阿弥陀堂」にぜひ足を運んでみてください。